主人公は禍野福也。享年、24。ブラック企業に勤めていたが極度の疲労から、最後は迫りくる電車に飛び込んだ男。転生者となった彼は、とある勇者パーティーのサポート役として働いていたが、前世の苦い経験からパーティーからの追放を望む。だが、あいにく勇者があまりにもいいやつで追い出してくれなかった……。キャラクターの掛け合いや文体が軽快ですらすら読める良作です。よくある追放ものとは一味違った物語を読みたいという方に、特にお薦めです。
そんな事で悩んでしまう主人公。このまま行けるのか?何処までも行けるのかッ!?
一味違ったお話の作成者、金魚鉢さんのファンタジーです。 物凄い実力を持った勇者パーティーに所属する、荷物持ちが主人公。彼は課金廃人であり、戦闘能力は皆無です。でも勇者に心底頼られる、不思議な存在。 こんなS級パーティーに自分は不要と、退職活動に精を出すのですが、なぜか毎回逆の結果に…… 文体が軽くて、端々に色々なギャグが組み込まれています。私は考えるのが遅いので、ちょっと面食らってしまうことがあるのですが、慣れれば大丈夫。 さぁ、パーティー退職の旅が始まります!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(134文字)