ゾクリ、ゾクリと恐怖に引き摺り込まれてゆく

美しい母親・蛍子の息子として生まれるも
前世の記憶がある主人公は、何故か幸せな気持ちにはなられない
その意味は、読み進めてゆくと明らかになるのですが、

ゾクリ、ゾクリと
背筋が凍るような展開に
いつの間にか引き摺り込まれていて

どうして別の方法を試さないのだろう?
私なら、自ら命を絶って、
忌まわしき縁を断ち切りそうなものなのにと
考えたりもしたのですが、
やっぱり見えぬ糸があったのですね

見せ方がとっても素晴らしい作品です
是非、沢山の方に読んで貰いたい、そんな一作です

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