文章から旋律が聞こえてくる

「楽器を作る」
その情熱という名の響きは、周囲の人々の心に種を蒔き、いつか芽吹くだろう、音楽という名の豊穣が目に浮かびます。

リーゼが奏でるその瞬間を、心から楽しみにしています。

文体はテンポ良く、キャラの立った会話文が心地よくスッと入ってきます。

読みやすく、つい次々とページをめくってしまう。そんな作品です。

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