女子高生であると同時に暴力団の組長であるミキホは、ある日、ヒットマンに殺されそうになったところを同じクラスの地味な女子であるシゲミに救われます。
それがきっかけでミキホは彼女に恋をしてしまうのだけど、相手は実は裏社会で恐れられている爆弾使いの殺し屋。
彼女は警戒心が強く、トラップなどを張りまくっており、近づくだけでも命懸け。
実際、この恋に協力してもらっている部下のマメオが何度も重傷を負っています。
それでも、彼女に近づきたい。そんなミキホの一途で切実な想いを感じさせられます。
クールだったミキホが恋愛のことになると、おバカになって、そのギャップが面白くて、また微笑ましくもあります。
良質なラブコメです。是非読んでみてください。
「恋の花火」なんてもんじゃない、もっと強烈で破壊力のある、新感覚ラブコメです。
主人公のミキホは、女子高生でありながら暴力団浜栗組の組長を任されている。
暴力を振るうことに躊躇なく、自分たちのメンツや利害を侵す者があれば容赦なく制裁を加える。
そんな最恐女子高生なミキホだったが、同じ学校に通うシゲミの姿に目を奪われるようになる。殺し屋一家の長女として数々の難敵を葬り去ってきたシゲミ。
ミキホがどんなに脅そうとしても一切動じず、軽くあしらわれてしまう。
生き物として圧倒的な「上位」にあり、更には思わぬ心の余裕も見せてくるシゲミ。そんな彼女に自分が「恋」をしていることに気づくミキホ。
組長であるミキホの日常には荒事も多く、しょっちゅう命も狙われます。その度にかばおうとして大怪我をする手下のマメオ。
組長少女×殺し屋少女。二人が近付けば近付くほど、そこには「バイオレンス」が引き寄せられる。
響き渡る銃声。炸裂する爆弾。
吹き荒れるバイオレンスの嵐の中、ミキホの恋は果たして実るのか。
そして、マメオの体はもつのか。
かつてない感覚で紡がれるラブコメストーリー。目が離せません!