ある初心者作家の悲劇

人を笑わせ、楽しませるすごい才能を持った作者による、とにかく面白い、素晴らしい作品。それ以外言葉がありません！

とてもユーモラスかつリアルな創作投稿サイトあるある小説！
この作品は「小説投稿サイト」で奮闘する初心者作家・芽吹の悲哀と喜び、そして他の作家やレビューアーとの微妙な距離感が、実にコミカルかつ愛情深く描かれています。

投稿初日の「全然読まれない！」という苦しさ、思わぬ人気作家からのレビューが爆発的なPV増につながる一時の夢、そして一瞬で平常運転に戻るランキングの現実など、ネット作家の誰もが経験する「あるある」な気持ちがとても細かく、共感を誘う筆致です。

また、他作家との“レビュー合戦”や“クセの強いレビューアー”、ジャンル違いの投稿の困惑や「レビュー書かなきゃいけないプレッシャー」、ジャン…続きを読む

一度は小説家への道を諦めるも、投稿サイト「よみかき」で活動し始めた、ある初心者作家の物語

ミステリー好きな主人公は渾身の一作をサイトに投稿するも、知名度のなさから誰にも読んでもらえず

そんな中、あるミステリー作品を見つけた主人公は、その出来映え、面白さに夢中になり不慣れながらもレビューを送ります

とまあ、ここまではあらすじの内容ほぼそのままですが
ここから先が大変に可笑しく笑いとツッコミの渦に呑まれつつ読み進めてしまいます
投稿サイトあるあるネタの先に待ち受ける衝撃、いや笑撃の結末
皆さま是非ともご覧下さいませ！

怒涛の展開に笑いが出てしまいました。
暗黒巨星ベガ…このネーミングだけで天才だって分かります。
最後に分かる恐るべき真実に震えろ

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（152文字）

本当に面白かったです！
ネット小説ならではのカオスさと、主人公のツッコミが秀逸でした！

　急に評価されたりそれがすぐに終わったりが、小説投稿サイトらしさを感じさせる現代ドラマでした。
　「なぜこれが！？」と自身でもどうして受けたか分からない作者様には、同意できるところもあると思います。
　また、ジャンルこそ現代ドラマですが、ミステリー要素もあり、多くの読者様が結末には納得できると感じました。

死ぬほど笑いました。
面白かったす。

まあ、ここら界隈の作家先生が読んだら、わかる感じなんじゃないかな？　笑

主人公は、初心者の先生らしいですが、初心者ではない身としても悩んだり、身近に感じたりするような問題だらけです。

何よりワードセンスがやっばいですね。人の言葉でこんなに笑ったの久しぶりでした。


ご馳走様でした！　ご一読を

　ネットの世界は明暗そうそう。
　気合いを入れて執筆しても、認知度が低いとなかなか読んではもらえない。
　初心者あるあるです。

　しかし人気作家からレビューをもらった瞬間、動き出すＰＶのカウント数。
　読んでもらいたい気持ちと、作家様へのファン心理が合わさった思考回路は……経験済みではありません？
　客観的に小説投稿者の行動を覗いてみるのも一興かと。

　本作はそれだけではなくて、とある作家が登場します。
　主人公と交流が生まれたその人、スゴい小説を書くんです。
　主に破壊力の観点で。

　――――どんな作品か？　

　お読みください。
　そして、あっと驚く結末もお見逃しなく。

　これは凄いです！　ずっと笑いっぱなしになりました。

　主人公の青葉芽吹は「とある小説投稿サイト」に作品を投稿する。
　タイトルは「殺陣殺人事件」。

　……はい、ミステリー通ならここで一回ツッコミを入れざるを得ませんね。金田一が初めて登場したアレですね。

　そんな作品を投稿するも地味な状態が続く。しかし、人気作家の有田イルがそれを読んでレビューを書いてくれたことから、一時的にだがＰＶも増えることに。
　
　でも、話はそれでは終わらなかった。「暗黒巨星ベガ」なる謎の人物が同じくレビューを書いてくれることに。
　芽吹は興味を持って、「ベガの作品」を読みに行くことになります。

　―――「悪…続きを読む